店舗の電気工事|容量の考え方と配線の注意点
店舗内装工事で見落とされがちなのが電気容量と配線計画です。
オープン後に「ブレーカーが落ちる」「コンセントが足りない」といったトラブルは、事前の電気設計不足が原因です。
ここでは、店舗電気工事の基礎と注意点を解説します。
まず確認すべきは電気容量(アンペア・動力)
業種によって必要な電気容量は大きく異なります。
・飲食店:冷蔵庫、製氷機、食洗機、IH、エアコン
・パン屋:オーブン、ホイロ、ミキサー(三相200V)
・美容室:ドライヤー、シャンプー台給湯、照明
・ジム:大型空調、照明
容量不足は追加の電気工事につながります。
三相200V(動力)が必要なケース
厨房機器や大型機器を使用する店舗では、動力電源(三相200V)が必要になります。
物件に動力が来ていない場合、引き込み工事が必要です。
コンセント位置と数の計画
コンセントが足りない、位置が悪いというトラブルは非常に多いです。
・カウンター内
・厨房機器周り
・レジ周り
・客席の清掃用
事前に細かく計画することが重要です。
照明配線とスイッチ計画
照明は雰囲気だけでなく、使い勝手も重要です。
エリアごとに点灯・消灯できるように配線計画を行います。
LAN・Wi-Fi・POS配線も同時に考える
レジ、決済端末、防犯カメラなど、通信配線も忘れてはいけません。
後から配線すると見た目が悪くなります。
電気工事で費用が上がるケース
・容量不足による幹線工事
・動力引き込み工事
・配線ルートが長い
物件選びの段階で確認することが重要です。
電気工事で失敗しないポイント
機器リストを事前に施工業者へ渡し、必要容量を算出してもらうこと。
これにより、オープン後のトラブルを防ぐことができます。
